2013年12月7日土曜日

家の設計

建築士の夫が新居の基本設計をしています。普段は公共建築に携わっており住宅の設計は素人なので、細かいところは工務店の設計士さんにお願いしています。

設計コンセプトはシンプルなデザイン。森に建つ、四角く平たい箱のイメージで平屋としました。
屋根は、もちろん陸屋根です。

また、大きく張り出したベランダをつくることで基礎を隠し、建物が薄く浮いているように感じさせ、
建物の持つ重量感を軽減しています。

当初外観は真っ白にする予定でしたが、この地区のルールにより変更せざるを得ませんでした。

この地区は住民が主体となりまちづくりに関する活動に取り組んでおり、その努力の甲斐があって最近、都市景観大賞を受賞しました。建物を建てる際には建築物の用途や敷地面積の最低限度等の制限や、敷地の緑化についてのルールがあります。例えば敷地の道路に面する部分の間口緑視率は15%以上、外観に使用する明度、彩度の制限など自然の景観と調和させ緑豊かな空間になるように努めなければなりません。

建てる時は大変ですがここに住みたいと思ったのも自然が豊かであったから。

私達も住民としてこの地区の自然を守っていきたいですね。



夫が作成した模型

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